NOVA英女性講師殺人

猟奇的な殺人事件に、英国人女性が巻き込まれたので、イギリスのメディアは大騒ぎしている。
気になるのは事件云々よりも、日本人男性への嫌悪感を煽るような報道があること。
日本人男性は、女性蔑視が激しいとか、暴力的な漫画の影響では?なんてやってる。
殺人事件の原因が、なんで漫画なんだか、唐突すぎて意味不明だけど、
漫画のせいで、日本人男性が他の民族よりも暴力的で女性蔑視になっているなら、日本の治安は世界で一番悪いだろうに(怒)
欧米メディアは、この種の短絡的な見解を偉そうに振りかざすことが多々あるから驚かないけど、ウンザリしてしまう。


ただ、この殺人事件は、前にあった英国人ホステス殺人とよく似ているので、イギリスのメディアが騒ぐのは解る。
遺体がバスタブに隠されていたのは同じだし………犯人像もよく似ている。
どちらも高い教育を受け、実家は裕福だが、本人は無職。
高いプライドを満足させられずに持て余し、ナゼだか知らないけど、外国人女性(白人?)を偏愛している。


被害者の2人もどこか似ている。
綺麗で若いイギリス人女性で、中流家庭の出身。(貧乏そうでない)
出稼ぎ外国人とは違い、稼ぐ為に必死で来日するタイプではない、素人のお嬢さん。
来日してまだ日が浅く、日本語は話せないが、日本人相手の「接待業」を仕事にしていた。
「お客さん」に殺されてしまったのも同じ。
つい油断して、お客さんの言い成りになったのが仇になってしまった。
安全な日本で、まさか自分が殺されるなんて想像もしなかったのだろう。


でも………
被害者を責めたく無いが、何故よく知らない男の家へ1人で行ってしまったのだろうか。
いくら日本が安全な国でも、知らない男の家に行くのは、無謀なのに。。。。。
殺人犯を弁護する気など毛頭無いが、日本にも犯罪者はいるのだ。
ほんの少し注意を払い、常識的に行動していれば、異常者に殺されることは無かったのに…と悔やまれる。


犯人の市橋達也は未だ逃亡中。一体どこに逃げているのだろう。
警官に捕まえられたのに、振り切って裸足で逃げた処をみると、自殺するタイプでは無いような気がする。
■逃亡中の市橋達也

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/03/30/04.html

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英国女性殺害容疑者は“外国人好き” 

千葉県市川市のマンションで英会話学校「NOVA」の講師リンゼイ・アン・ホーカーさん(22)が
変死体で見つかった事件で29日、死体遺棄容疑で指名手配中の無職市橋達也容疑者(28)の靴下が
東京メトロ行徳駅前で発見された。また、市橋容疑者は以前から外国人女性に強い関心を持っていたこ
とも分かった。 

県警行徳署捜査本部は、市橋容疑者が26日夜に自宅前で捜査員の職務質問を振り切る際に脱ぎ捨てた
靴を押収しているが、最寄り駅の行徳駅の近くで靴下を新たに発見した。ただ、警察犬での捜索で、靴
下のあった場所で容疑者のにおいが消滅。はだしのまま自転車や車などに乗り、逃走したとみている。
実家は岐阜県にあり、すでに千葉県外へ出た可能性もある。

容疑者宅で発見されたホーカーさんの遺体は、手足を園芸などに使用される合成樹脂とみられるひもで
縛られていたことも判明。また、2人の具体的な接点も明らかになった。初めて接触したのは遺体発見
5日前の21日。JR西船橋駅前で容疑者がホーカーさんに声を掛けたという。

しかし、ホーカーさん相手にせず自転車で数百メートル先の自宅に向かった。それでも容疑者は走って
追いかけ「水を飲ませてほしい」と言って部屋まで上がり込んだ。さらに「英語の個人指導をしてほし
い」と紙にホーカーさんの似顔絵を描き、自分の電話番号と「タツヤ」の文字も書いて渡した。根負け
するかたちでホーカーさんは容疑者宅での個人レッスンを了承したという。

市橋容疑者の素顔も、知人らの証言で明らかになってきた。大学在学中は留学生交流サークルのリーダ
ーで、外国人女性との交際歴もあった。根っからの“外国人好き”とみられ、コミュニケーションにも
慣れていたようだ。中学時代は成績優秀。生徒会の役員も務め、人付き合いもよかったという。一方で
「我ら青春」と題された卒業文集では修学旅行の思い出として「一番はのぞき」などと記述。怪談話や
枕投げもしたが、女子風呂ののぞき行為が最も印象深い出来事だとつづっている。  
[ 2007年03月30日付 紙面記事 ]  
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