美人の殺人事件

平塚5遺体事件は、容疑者の岡本千鶴子が昔は凄い美人だったこと、
被害者の女優志願の娘が、これまた若く可愛い女の子だったことに加えて、
22年前の息子「誘拐事件」が、もしかすると殺人だったかもしれないこと、
乳幼児の2遺体が、一体、誰の子供なのか?に止まらず、
岡本千鶴子の超アウトサイダーな破天荒半生などなど、
ありとあらゆる疑惑が憶測を呼び、連日大騒ぎになっている。
ただ、当初、無理心中だと思われていた事件が、実は母親による娘殺しだったことが明らかになった後も、
「異母兄と妹の近親相姦」とか、「継母と連れ子の禁断の相姦関係」とか、
なんだか、まだよくわからない段階で云われてしまっていることには、なんとなく・・・違和感を覚えてしまう。
だってまだ、乳幼児の遺体のDNAは不明で、
殺された娘の身体に、妊娠・出産を経験した形跡があるかどうかもわからないってのに、
近親相姦な関係があったに違いない!なんて、ちょっと早すぎるよ。
コメンテーターの大谷昭宏なんか、関西ローカルTV番組で、
異母兄と異母妹とその母親のドロドロ三角関係による嫉妬で、不憫にも娘は殺されてしまったっ!
なんて、大胆推理を堂々とやっていたけど、大丈夫なのだろうか。
異母兄が遺した遺書の、どーとでもとれる「一緒にいさせて」という記述だけで、
「道ならぬ愛」云々を取り沙汰するのって、ちょっと根拠が薄弱だと思えてならないのだ。
それに、なんでこの事件だけ、近親相姦がタブーじゃないのだろうか。
今までだって、近親相姦が取り沙汰される有名事件はあったけど、
こんなに「近親相姦!禁断の愛!」って騒がれてなかった。
あの宅間守と母親との間だって、
北九州で親族同士がリンチし合って殺し合った事件で、
主犯の男が妻の母親や妹にしていた禁断の関係についてだって、いつもTVは避けていた。
でも、この事件だけは、近親相姦がOK。
不可解なことに、まだ疑惑でしかないのに「近親相姦」が解禁されてしまってるのだ。
もしかして、あの母娘がとても美人だから、なのかも。
美人だから、色んな妄想に歯止めが利かない、ってことらしい。
しかし、あの強欲な嘘吐きで、
実は子殺しだったかもしれない鬼母の配下に置かれていた異母兄と異母妹は、本当に可哀相だ。
私には、あの2人に恋愛感情があったとは思えない。
ただただ、異常な性格の母親から逃げられず、逆らうこともできず、追従するしかなかったスポイルされた子供なのだ。
あの鬼のような母親は、なんでも自分のことだけ。
一緒にいるなら、母親から「愛される」ように自分をしむけて、搾取されるしかない。
そしてそれに耐えられなくなった時、残された道は、殺されるか、自殺するしかなかったのだ。。
逃げればよかったのに、それができないほど、母親が強かったのだろう。。
だから、異母兄妹の「無理心中」や「近親相姦」なんて、
鬼畜母が3人の子供の遺体の始末をつける為に、最後にうった都合のいい大芝居でしかないと、私には思える。
岡本千鶴子は、自分の為に死ぬまで嘘をつき続けるだろうけど、
異母兄が自殺したことを利用し、計算づくで全てをチャラにする為に、
殺した娘と、箱詰めの3遺体を意図的に置いていったとしか思えない。
少なくとも、自分の為なら子殺しだってする母親が、「自殺するつもりだった・・・」なんて口先だけだ。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060506-OHT1T00017.htm

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峰宏さん遺書に「利加香と一緒にいさせて下さい」

平塚5遺体事件 神奈川県平塚市のアパートで岡本利加香(りかこ)さん(19)ら5人の遺体が発見された事件で、
首をつって亡くなっていた無職・山内峰宏さん(35)の実兄が5日、同県内の自宅前で取材に答え、
峰宏さんが「死にます。利加香と一緒にいさせてください」と書いた遺書を残していたことを明かした。
利加香さん殺害容疑で逮捕された岡本千鶴子容疑者(54)についても
「本当のことを話してほしい」と複雑な胸の内を語った。
峰宏さんの密葬が、この日、親族だけが出席して行われ、遺骨は家族の元に戻った。
峰宏さんの遺骨が戻った自宅前で、実兄・山内和敏さん(40)が重い口を開いた。
警察に見せられたという弟の遺書は、実母と和敏さんあて。
「死にます。利加香と一緒にいさせてください」―。わずか2行。やや乱れた字体。
確認した実母は峰宏さんが書いたものと思ったという。
遺書の内容通りなら、峰宏さんは異母妹である利加香さんに、何らかの好意を持っていたことがうかがえる。
和敏さんは「禁断の愛があったかもしれないが、分からない」とだけ話した。
この日、千鶴子容疑者は「娘を手にかけた後、一時期、娘の異母兄と一緒に住んでいた」と供述。
「布団の上で(娘を)殺した」とも話し、室内から犯行についての記述もある同容疑者のメモも見つかった。
同容疑者と峰宏さんの関係については、「普通の親子関係だったと思う」と和敏さん。
実父であり、千鶴子容疑者の内縁の夫・Aさんは97年に死去。
「(同容疑者は)頼る人がいなくて弟に頼っていた。弟も仕方なく面倒をみていたのではないか」と分析した。
高校卒業後、父と千鶴子容疑者らが住む家を離れ、その後は実母と生活している和敏さん。
峰宏さんと最後に連絡を取ったのも4、5年前。
峰宏さんが現場となったアパートに住んでいたことも知らず、
千鶴子容疑者親子と同居していたことも知らなかったという。
千鶴子容疑者からは、たびたび連絡があったというが、すべて“お金絡み”。
9年前のAさんの葬儀の際、同容疑者は
「私には援助してくれる会社経営者がいる。お金はその人からもらっている」などと話していたという。
和敏さんからも約200万円ほど借りたままの状態だという。
約3年前にも千鶴子容疑者に借金を頼まれたが、
同容疑者が当時、利加香さんと住んでいたマンションを訪れ、断ったという。
会ったのは、この時が最後というが、1年ほど前、同容疑者から
「(Aさんの)遺産があるはずだから、300万円よこせ」と電話があり、
「相当お金に困っていたのではないか」とした。
また、和敏さんによると、千鶴子容疑者は利加香さんを溺愛(できあい)。
演劇の道を志す娘を都内の私立高校に進学させ、タクシーを使って、自宅から駅まで迎えにも行っていたという。
22年前、長男・利英ちゃん(当時6歳)を謎の失跡で失った同容疑者は
「娘は放さない。どこにも1人で行かせない」と話していたという。
和敏さんは、利英ちゃんが行方不明になった84年当時について
「もう一緒に住んでいなかったが、
(利英ちゃんが)あまりにも“きれいに”いなくなったから、『おかしい』と(思った)。
あの時も岡本(千鶴子容疑者)を疑う声はあった」と話した。
(2006年05月06日06時00分  スポーツ報知)
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