訝しいJR西日本労働組合

JR尼崎脱線事故の車掌は、まだ入院中。
遺族や負傷者が当時の状況を知りたいと切望しているのに、
それに応えることができない「適応障害」らしいのだけど、これは本当かどうか判らない。
車掌が所属するJR西日本労働組合(JR西労)がそう云っているだけ、にすぎないからだ。
JR西労はどんな権利があるのか知らないけれど、車掌と外部との接触を制限していて、
車掌は自分の妻にさえ自由に会えない。
私は労働組合に所属したことがないからよくわからないけれど、
JRに就職して、JR西労に所属すると、ナニかコトが起こった場合、家族より労組が上になるらしいのだ(驚)
これって、普通なのだろうか。まったく異様だと思う。
なんだか、車掌を政治的に利用したい下心がミエミエなんだけど・・・違うのかな。
せめて、事故遺族・負傷者の願いに誠意を持って応える努力を労組も車掌もして欲しい。
でも、「精神的に病むほど罪悪感に苛まれている」車掌が、事故について説明することをJR西労は拒んでいる。
JR西日本や、遺族・負傷者の要求する、車掌の手紙すら、JR西労は拒否。
何度も書くけど、JR西日本や、車掌や車掌の家族でなく、JR西日本労働組合(JR西労)が、拒絶しているのだ。
自らの組織の思惑を優先させることが重要なのかもしれないけど、
あんな大事故を起こしたというのに、事故遺族や負傷者より、労組の立場が大事というなら、
こんな労組だから、JR西日本は何度も事故を起こすのかも・・・と、部外者からは見えてしまう。
経営体質より問題なのは、勘違いなダメ労組のせいかもしれない。
メディアではよく、JR西日本の経営体質を問う!ってな報道をするけれど、JR西労の変な価値観のズレ具合も問えばいいのに。
JR尼崎脱線事故で、「労組も被害者」みたいな言い分を垂れ流すのは、いい加減ヤメにして欲しい・・・なんて思ってしまう。

神戸新聞より引用
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尼崎JR脱線事故を起こした快速電車に常務していた車掌(43)は、
今なお大阪市内の病院に入院している。
500人を超えた負傷者のうち、入院中はこの車掌と乗客の計2人。
事故原因の究明を求める遺族からは「車掌から当時の状況を聞きたい」といった声が高まっている。
車掌が所属するJR西日本労働組合(JR西労)によると、事故による精神的ショックで事故直後から入院。
「適応障害」と診断されているという。
二月から病気休職扱いとなり、労災の一部が認定されている。
遺族や負傷者らは、車掌やたまたま事故車両に乗り合わせたJR西日本社員2人から
当時の状況を聞きたいと同社に要望。
これに応え、乗り合わせていた社員2人は、遺族と負傷者へ手紙を書き、同社が渡した。
車掌についても同社は「直接、説明するのは無理だが、コメントを出させたい」とし、
4月25日を控え、車掌に打診したが、JR西労が拒否した。
JR西労は「いずれコメントを出したり、話したりする必要があるだろうが、今はそういう状況ではない。
事故一年が近づき、車掌の落ち込みは激しくなった」と説明し、外部からの接触を制限。
車掌の妻でさえ、自由に会えない状況が続いている。
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