元静岡大生に死刑求刑

http://www.sankei.co.jp/news/060214/sha058.htm
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元静岡大生に死刑を求刑 女性従業員2人強殺事件 
 
静岡市の健康用品販売店で女性従業員2人を殺害したとして
強盗殺人などの罪に問われた元静岡大生、
高橋義政(たかはし・よしまさ)被告(25)の論告求刑公判で、
検察側は14日、死刑を求刑した。
検察側は求刑の理由として「善良で平穏に暮らしていた被害者2人を惨殺した。
独善的な動機には酌量の余地がなく、極刑はやむを得ない」と述べた。

弁護側は最終弁論で「死刑制度は憲法に違反し、適用は許されない」と主張。
「被告は自己の過ちを深刻に受け止めている。
幼児期に虐待を受けたことも考慮されるべきで、懲役20年が適正」と酌量を求めた。

弁護側は強盗罪について「犯行を流しの強盗に見せ掛けるためで、
金を奪う意思はなかった」と否認した。(共同)(02/14 19:26)

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逮捕直後からの黙秘を、裁判中に翻し、犯行を認め土下座までして謝罪した被告の高橋義政は、小さい頃、父親からビール瓶で殴られるなどの虐待を受け、学校では虐めに遭い、極度の人間不信に陥っていたが、静岡大学在学中に、初めて自分を認めてくれる年上の女性と出会った。
しかし、その女性が病気になり、死んでしまったことで、病院を逆恨みし、全く関係の無いパートの女性2人を大型ナイフで惨殺。金を奪ったのは見せかけの偽装で、強盗殺人ではない、などと弁護士は主張している。
そればかりか、被告が幼少時に虐待を受けたことを、強盗殺人事件の情状酌量に入れるべきなどと、まるで殺人を犯したのは過去に虐待を受けたせいなのだと、被告を弁護している。
でも、殺した相手が被告を虐待した親ならともかく、まったく無関係な他人を故意に殺した時に、過去の虐待が何の酌量になるというのだろう。
弁護士が被告の為に有利なことを主張するのが当たり前だけど、これは全然納得いかない。
そして、もっと不可解なことがある。
被告はナゼ逆恨みしていた脳神経科医を殺さず、無関係なパート女性を2人も殺したのだろう。パートの女性たちに、「顔をみられた」「出て行くのを止められた」だけで、殺せるものだろうか。
素直に信じられるのは、恨みを持つ病院を困らそうと盗みに入り、それを間接的だが顔を知られている女性店員2人に見つかったから、口封じに殺した。
被告は、死刑から逃れる為に色々な言い訳をしているが、単純な強盗殺人と考えるのが一番スンナリ納得できる。
それはそうと、被告の高橋義政は、去年の3月に「フライデー」を名誉侵害で訴えていますから、この時点までは、殺しを認める気はサラサラなかったようです。
恐らく、「強盗殺人で2人」場合の死刑は確実だけど、「殺人事件で2人」なら死刑を免れる可能性がまだ残っているから、一転して殺しを認めて反省してみせた・・・ってことなのでしょう。
なんとしても、死刑だけは避けたいってコトのようです。軍事オタクで日頃からナイフを持ち歩き、生きていても仕方ない・・・などと虚無的なことを云いながら、逆恨みと関係ない他人を2人も殺しておいて、謝りながらも死にたくないってコトなんですね。
さて、うまくいくでしょうか・・・
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静岡大生が講談社を提訴 「断定的報道で名誉侵害」

静岡市の健康用品販売店で女性従業員2人が殺害された事件で、
強盗殺人容疑で逮捕された静岡大4年の高橋義政容疑者(24)が18日、
「写真週刊誌『フライデー』の断定的な報道で名誉が侵害された」などとして、
発行元の講談社(東京都)に
3300万円の損害賠償を求める訴えを静岡地裁に起こした。
訴状によると、同社は今月17日発売のフライデーで同事件を取り上げ
「高橋容疑者は自転車で(販売店の階下にある)クリニックに向かい、2人を殺害した」
などとする記事を掲載。
これに対し、高橋容疑者は
「被疑者にすぎないのに、犯人と断定されており、
一般読者や捜査機関に強い偏見を与える。
報道の自由とは無縁の暴力取材で、重大な人権侵害だ」などと主張している。
2005年03月18日金曜日

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