素手素足の便所掃除カルト

まず、ワタシが小学生の頃、担任の先生が教えて下さった、一度読むと一生忘れられない感動的な「便所掃除」の詩をどうぞ。

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便 所 掃 除    濱 口 國 雄  

 扉をあけます
 頭のしんまでくさくなります
 まともに見ることが出来ません
 神経までしびれる悲しいよごしかたです
 澄んだ夜明けの空気もくさくします
 掃除がいっぺんにいやになります
 むかつくようなババ糞がかけてあります

 どうして落着いてしてくれないのでしょう
 けつの穴でも曲がっているのでしょう
 それともよっぽどあわてたのでしょう
 おこったところで美しくなりません
 美しくするのが僕らの務めです
 美しい世の中も こんな処から出発するのでしょう

 くちびるを噛みしめ 戸のさんに足をかけます
 静かに水を流します
 ババ糞におそるおそる箒をあてます
 ポトン ポトン 便壺に落ちます
 ガス弾が 鼻の頭で破裂したほど 苦しい空気が発散します 
 落とすたびに糞がはね上がって弱ります

 かわいた糞はなかなかとれません
 たわしに砂をつけます
 手を突き入れて磨きます
 汚水が顔にかかります
 くちびるにもつきます
 そんな事にかまっていられません
 ゴリゴリ美しくするのが目的です
 その手でエロ文 ぬりつけた糞も落とします
 大きな性器も落とします

 朝風が壺から顔をなぜ上げます
 心も糞になれて来ます
 水を流します
 心に しみた臭みを流すほど 流します
 雑巾でふきます
 キンカクシのうらまで丁寧にふきます
 社会悪をふきとる思いで力いっぱいふきます

 もう一度水をかけます
 雑巾で仕上げをいたします
 クレゾール液をまきます
 白い乳液から新鮮な一瞬が流れます
 静かな うれしい気持ちですわってみます
 朝の光が便器に反射します
 クレゾール液が 糞壺の中から七色の光で照らします

 便所を美しくする娘は
 美しい子供をうむ といった母を思い出します
 僕は男です
 美しい妻に会えるかも知れません
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上の旧国鉄職員さんの詩に比べて、最近、学校にまで広まりつつある、素手素足を強制する便所掃除のどこが「美しい」のか。
ワタシには反社会的な虐待か、悪趣味なカルトにしかとれません。
セクハラやネオナチや飲酒運転やオウム真理教と同じ位、社会通念に著しく反している。
不潔。低俗。下劣。最悪の虐めですよ、コレ。
こんなことを学校や会社で強制されたら、ワタシはまず愕然とし、それからショック状態になり、発狂しそうになります。
魂からの雄叫びを上げながら拒絶します。断固拒否しなければ、頭がオカシクなって、トラウマにのたうちながら苦しみます。
PTSDでトイレで御通じができなくなって・・・・どっぷりパラノイアに侵されます。
こんな不潔で愚劣な行為を、無理矢理に麗しい美徳に祭り上げ強制させることが「美しい」だと?「楽しい」だって?
断じて、絶対、それは違うだろっ!!!!!!!!!!!と、絶叫したい。
心の底から、アホか?死ねっ!死ねっ!死ねっ!です。
そんな狂った脳みその奴には「es エス」という実話を元にした恐ろしい映画を観ろっ!!!と叫びたい。
その映画では、反抗的な相手を侮辱し、奴隷として無力化する為に、トイレ掃除を強制的に素手でさせるシーンがあります。
便器を素手で掃除させるシーンは、当然ながら、「美しく」も「楽しく」もなく、強制的に服従を強いる為でした。
断っておきますが、ワタシは、生理的に厭っ!!!という我儘で、素手素足便所掃除を非難しているのではありません。
こんなバッチィ虐待行為を、特別で「美しい」「楽しい」人たちは、心が病んでいる!!と、指摘したいだけです。
便器に過剰な思い入れをするカルトに毒されているとしか思えないから、目覚めて欲しいのです。
素手素足で便器に手を突っ込むような掃除の強制は、人間性の否定です。
ありえない程のモラルハラスメントか、パワーハラスメントで、奴隷にされている状態なのに、それのどこが「楽しい」の?(涙)
だから、こんな虐待をメディアで励行するイエローハットの社長は、パワハラ社長か、妙ちくりんなカルトの教祖です。
そうでなければ、特殊な嗜好に無自覚な便器を偏愛する変態かもしれません。
自らが率先して素手素足の便所掃除をしているから、社員にも??まさにパワハラ支配そのもの。
特殊な便所掃除を孤独に楽しむならまだしも、会社で強制したり、
日本中に広めようとする尊大さは、魔に魅入られているとしか思えません。怖気がします。
清潔なトイレは、誰だって好き。キレイにすることは美徳です。
でも、だからって、素手素足で便所掃除する必要性なんて、どこにもない。
ブラシや手袋や靴を使うより、尊い根拠は何でしょう????素手素足の掃除は、普通の掃除方法より格が上でしょうか???
仮に、根拠があったとしても、そんな戯言、教えて欲しくも、知りたくもない。
どうせ、ゴキブリを素手で殺すと凄い!とか、犬のウンチを触れるとエライ!とか、便器に神様が住んでいる〜☆なんてレベルの、
くだらない屁理屈を独善で膨らませているだけ、なんです。
下記引用した記事では、「バイ菌の感染が心配・・・」等とありますが、脅威はソレ以前、です。
バイ菌感染以前の大問題は、肉体的にも、精神的にも、立派な虐待が「美徳」として学校や会社で強制されている事。
苦行に耐えるどころか、人間性の浪費なのです。
それを、学校や会社が強制奨励するなんて・・・・悪夢としか思えない。絶対に、絶対に、これはオカシイ。
こんな人道・人権に反した便所掃除を祭り上げるメディアは狂ってます。根本的に何か間違ってます。
・・・・・・・・想像して下さい。
親や、夫や、妻や、兄弟や、娘や息子や、友人が、会社や学校で、したくもないのに素手素足の便所掃除をしている姿を。
貴方はソレをしたいですか?させたいですか?
美しいですか?ソレ。楽しいですか?ソレ。
・・・・・・・ソレが美しく楽しく、普通の掃除より優越する!となるなら、人間としての理性に、価値観に、問題があります。
「美しい」「楽しい」の概念が、破壊されています。危ないですよ、その状態。
便器はね、普通に掃除すれば、それで充分なんです。
掃除道 会社が変わる・学校が変わる・社会が変わる→恐ろしい便所掃除カルト教の本
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06102456.htm

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素手素足のトイレ掃除、高校で普及…感染症心配する声も


事前研修で素手素足のトイレ掃除に取り組む教諭(8月、三井中央高で、同校提供) 
一部の企業や団体が実践している「素手素足によるトイレ掃除」を、総合学習などの授業に取り入れる学校が増えている。
素手と素足になり、スポンジや布を使って便器や床を磨く掃除法で、「心まで磨くことができる」と好評だ。
一方で、感染症を心配する声もあり、専門家は掃除後の消毒の徹底を呼びかけている。

この掃除は自動車用品販売チェーン「イエローハット」(本社・東京)創業者、鍵山秀三郎さんが提唱。
感銘を受けた有志が1993年、「日本を美しくする会」を設立し、現在は全都道府県に地方組織「掃除に学ぶ会」が発足している。

福岡県久留米市の公立三井(みい)中央高は27日、3年生106人が総合学習の一環として行う。
8月に開いた教職員向け事前研修に参加した井上富慈子教頭は「最初は抵抗があったが、
だんだん楽しくなり、担当した便器に愛着さえわいた。自分を磨くいい方法」と教育効果を強調。
今年度中に1、2年生も実施する方針だ。

同県小郡市の県立小郡高は昨年5月、1年生約240人が実施。
久留米市の市立南筑高も今年5月、吹奏楽部の生徒ら十数人が挑戦した。
同市の江南中、佐賀県鳥栖市の田代中、同県多久市の中央中などにも広がっており、
生徒からは「トイレを汚いと思わなくなった」「こんなに楽しいとは思わなかった」といった声が多く寄せられたという。

一方、三井中央高1年の女子生徒は「どうして素手素足なのかわからない」と戸惑った様子。
同校の関係者からも
「福祉施設でも手袋をしておむつを交換している。不特定多数が利用する学校でやるのは非常識」と批判的な声が出ている。

感染症に詳しい久留米大医学部の濱田信之助教授(ウイルス学)は「手足の傷や口から菌が入り込み、
嘔吐(おうと)下痢症などに感染する危険性がある。
良い活動だとは思うが、素手素足を強制すべきではないし、掃除後には念入りな消毒が必要」と指摘している。
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