栃木リンチ殺人事件のその後

http://park17.wakwak.com/~tochigi-rinchi/

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/totigilynch.htm

1999年に起こったリンチ殺人事件。
犯人グループに警察官の父を持つ男が居たために、警察が成すべき事を成さず、
被害者と被害者の両親は見棄てられ、助けられなかった、2重の意味で悲惨な事件。
リンチの内容は、拷問と言う以上のものがあり、
鬼畜、獣以下の所業は、死刑にしても足らないほどだ。


彼等のその後は知っていたが、被害者のご両親のその後を私は知らなかった。
何気なくネットを眺めていると、被害者の母が事件後02年に、急死したとある。
よく読んでみると、02年9月11日に亡くなっておられたのだ。
事件後、心労が重なったことで、眠れず、食べられず、
骨粗しょう症で手首を折り、8月下旬に倒れ、意識不明になり、
9月に旦那様に看取られながら、お亡くなりになったそうだ。
嘆きと悲しみで、命を縮められてしまわれたのだ。
遺された旦那様の気持ちを察すると、胸がしめつけられるおもいがした。


犠牲者の側は、今も尚、事件の犠牲を払い続けている。
亡くなった2人が戻らないことを想うと、
犯人たちと、犯人達の家族と、警察は、
その犠牲に見合った贖罪をしたのかと、憤ってしまう。
特に、警察。
栃木リンチ殺人は、警察の怠慢で殺人事件になったのは見過ごせないのに、
全然、落とし前をつけてない。