吉本批判はＴＶのタブー
中田カウスのことを、ずっとカフスと勘違いしていたことを、このニュースで初めて知ったわけですが…（汗）
関西人のワタシには、カウスの存在が前から少し謎でした。
それは、どの芸人も…大御所と呼ばれるような芸人でさえ、
カウスに畏敬というか…畏怖というか…頭が上がらない感じで、気を遣って接しているように見えたからです。
アンティークショップで成功しているカウスは、漫才なしでも食べていける大金持ち☆との話が関西圏では有名だったので、
実業家として成功しているカウスを、芸人たちが一目置いて尊敬しているのかなぁ…と思っていましたが、
雑誌等の報道によれば、ヤクザの親分（五代目）と仲良し♪なカウスを、皆、怖がっていただけなんですね。
しかし、親分と仲良し♪の芸人がそれを振りかざして、
吉本興業の「個室付き特別顧問」の座に就き、役員会に出席し、
息子を芸人としてでなく、社員として入社させ、
西川きよしや桂文珍のような大物芸人に対して、土下座や謝罪を要求できちゃうなんて〜（驚）
まるで総会屋じゃないですか。。。。
暴対法が施行されてから随分経つのに、
親分と仲良し♪なら、芸人仲間どころか、一部上場企業を牛耳れる威力をまだ持てるなんて驚きです。
興味深いのは、ヤクザが絡んだ吉本興業のカウス騒動を、ＴＶが完全黙殺していること。
今のところ、リアクションをとったのは国営放送のＮＨＫのみです。
吉本興業は、東証一部上場企業で、日本経済連に加入している大企業なのに、
ワイドショー等で小さく扱うことすらありません。
政治家や演歌歌手がヤクザと付き合いがあった場合は、「如何なものか」的報道をしても、
吉本興業所属の中田カウスの場合は、報道コードに引っ掛るのか、ほっかむり状態なのが面白いですね。
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070428-OHT1T00082.htm
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ＮＨＫ、中田カウスを追放…暴力団との交際報道に配慮し番組締め出し ＮＨＫ大阪放送局は２７日、吉本興業に関する一連の週刊誌報道の渦中にある 漫才師の中田カウス（５７）が出演する全国放送の法律相談番組「バラエティ ー生活笑百科」（総合、土曜・後零時１５分）の収録済みの２８日分と５月５ 日分を放送延期する、と発表した。番組はすでに収録した別の回に差し替えて 対応。延期理由は「諸事情」としているが、暴力団との関係を誌上で取り上げ られていることへの判断で、今後の出演依頼も見合わせることから、事実上の “ＮＨＫ追放”となった。 漫才師の中田カウスが、ＮＨＫから「ＮＯ」を突きつけられた。ＮＨＫはこの 日、漫才コンビ「中田カウス・ボタン」が出演する４月２８日、５月５日放送 予定だった「バラエティー生活笑百科」を延期、番組ごと差し替えることをフ ァクスで発表した。 カウスについて複数の週刊誌が、暴力団との交際を背景に吉本興業の経営に影 響を及ぼしているなどと報じ、カウス自身も週刊誌上で指定暴力団幹部との交 際を認めるような発言をしている。同局では、週刊誌報道を受けて事実関係を 問い合わせたが、吉本興業からは「書かれているような暴力団との交際はない 」との回答を受けたという。 だが、今回の延期理由では「中田カウス氏に関する週刊誌の報道が続いている なかで、諸般の事情を総合的に判断」と個人名を明記。同局広報部は「決定理 由には一連の週刊誌報道があります。長崎市長銃撃など暴力団による事件が続 く昨今の社会情勢がありますし、法律を扱う番組でもある」として、２６日に 吉本興業に放送延期を通達した。 延期された２本分の収録が行われたのは今月９日。カウスが特別顧問の退任届 を提出、受理されたことを吉本興業が発表した日だった。カウスは同日、レギ ュラー出演予定だった関西テレビ新番組「フジヤマ☆スタア」（関西ローカル ）の初回収録をパス。吉本興業を通じ「新番組を立ち上げていく気力、体力に 自信がない」と当面の出演見合わせの申し入れがあり、第２回以降の収録にも 参加していない。 放送延期期間は未定で、現段階ではお蔵入りが濃厚。ＮＨＫ広報部は「『―生 活笑百科』を含めて（カウス氏が出演している）ほかの未放送の収録番組は、 特にありません。今後の出演依頼も未定ということです」としており、ＮＨＫ からの事実上の“追放”となった。 すでに吉本興業では、ベテランから若手までが総出演するお笑いフェスティバ ル「ＬＩＶＥ ＳＴＡＮＤ０７」（２８〜３０日、千葉・幕張メッセ国際展示 場）の最終日に「中田カウス・ボタン」が大トリで出演することを発表。大阪 ・難波「なんばグランド花月」（ＮＧＫ）でも舞台活動は続ける予定だが、今 回のＮＨＫの決断はカウスの今後の芸能活動や、吉本興業にとっても大きな影 響を及ぼしそうだ。 ◆中田 カウス（なかた・かうす）本名・野間勝道。１９４９年６月２９日、 愛媛県生まれ。５７歳。ウエーターのバイトをしているときに中田ボタンと知 り合い、６９年に中田ダイマル・ラケットの門下生に。同年中田カウス・ボタ ンとしてデビュー。「吉本一の実業家」といわれ「吉本一の借金王」とされる ボタンとの借金ネタで人気に。７１年に上方漫才大賞新人賞をはじめ、上方漫 才大賞（９１、０１年、０５年）、上方お笑い大賞（９５年）などコンビでの 受賞歴は多数。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
